PDAと畳は新しい方が……?
この正月に、数え年で四十一になった。知ってる人は知っている、バカボンのパパと同い年である。
そんな良い年をしたオッサンが何と、来年から年金受給となる老母からお年玉をもらってしまった。いやはやなんとも、恥ずかしいやら有り難いやら。確か私の父が四十一の時には、母方の祖父に小遣いを渡していたような気がする。これが甲斐性の違いと言うものか。
という忸怩(じくじ)たる思いも束の間、実家からの帰りに速攻で新宿のビックP館へ行き、以前から欲しかったクリエのUX50を買ったのであった。
こうしてまとまった額が手にはいるとすぐに秋葉原かビックカメラに行ってしまうこの性格が直らない限り、若いおねぇちゃんとイケナイ遊びをするなんて事には縁がなさそうである。やはりこれも甲斐性の違い、というものだろうか。
そんなわけで年末年始休みの最終日は、新兵器UX50の環境設定に勤しむことになった。
これまで使っていたSJ33とはPalmOSのバージョンも違うしハードも随分と異なっている。そのままホットシンクしてしまうのはちょっと怖かったので、ソニーのサイトからPIMのデータだけ引き継げるツールをダウンロードした。
使っていたアプリは、再度インストールをする。この方法だと完全に以前の環境を引き継げなかったりするが、システムがいったんクリーンな状態になるので、案外と気持ちが良かったりする。
インストールしたアプリはおおよそ、こんな感じ。
・KsDatabook
・休日定義
・六曜定義
・Pook V2
・秋葉マップ
・CrsMemo
・お気軽囲碁対局
・PalmGOne
・EiWait
・K-TImer
・RD Style Calc
・TRAIN
・辞スパ
・DALauncher
・File Z
・MS Backup
・マイペディア
改めてこうして数えてみると、随分色々と入れているものだと思う。今後もきっと、インストールする物は少しずつ増えていくのだろう。
で、キーボード付きクリエの使い心地はというと、これがなかなか快適である。もともとHP100LXや200LXを使っていたので、親指タイピングは慣れている。しかも最近ではSJ33にキーボードを付けて使っていたぐらいだから、あの小さなキートップに比べると非常に使いやすくなっていると言って良い。
これでスケジュール管理、文章入力、ブログ用のちょっとした撮影、音楽を聴くといった日常的なほとんどの事がクリエでこなせるようになった。
あとはHDDレコーダーからの動画を入れこむ方法が確立出来れば、ほぼ完成である。
移行完了記念ということで、ここ数年使ってきた歴代PDAの集合写真を撮ってみた。

左からHP200LX、クリエSJ33、クリエUX50
こんなに良くできたマシンを生産終了にしてしまい後継機も出さないとは、ソニーって案外と消費者にたいしてイヂワルなんじゃない?
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