« それは隠し芸? | トップページ | 初詣は体力勝負 »

2005.01.02

正月といえば駅伝と初詣

 初夢の記憶もないまま、新年二日目の朝を迎えた。今日こそは良い天気。まさに駅伝日和である。

 これも結婚後に東京に引っ越して以来の恒例となった、おせち料理で一杯やりながらの駅伝中継を堪能する。
 箱根駅伝の舞台になっているコースは、学生時代に車で走り回ったところが多い。だから見ていて選手がどこらへんを走っているのかが良く判る。それがこの駅伝を面白いと思う最大の理由かも知れない。
 特に戸塚中継所を過ぎて藤沢バイパスから134号線に入り茅ヶ崎を通って平塚を通り過ぎるまでのあたりは、我が青春のドライブコースだったこともあってメチャメチャ懐かしい。

 煮物や鯛等をつまみにビールを頂き、良い気分になったところで女房の実家をおいとまする。
 息子は四日の朝まで残留し、優しい祖父母に囲まれたパラダイスを堪能する事になっている。当然の事ながら、彼が我々を送り出す表情が晴れやかだ。

 湘南ライフタウンの真ん中あたりにあるバス停から神奈中バスに乗り、藤沢駅へ向かう。
 実のところ、もう何年も初詣というものをしていない。定型パターン、様式美といったものを愛する身としては、これは不本意な事である。そこでせっかくだからと、江ノ島神社に初詣に行くことにした。

 藤沢駅近辺を歩き回ってコインロッカーを探し、荷物を放り込む。そして小田急の駅で帰りのロマンスカーの切符を確保してから、各駅停車で江ノ島に向かった。

 もう何年も前に岩本楼に泊まって以来の江ノ島だが、相変わらず「ちょっと寂れた感じのする観光地」テイストに満ちていた。それでもコマゴマと改修されているところもあるようで、小田急の駅を出て江ノ島に向かう途中にあった「東洋のマイアミビーチ」という看板は取り外されていた。マイアミから抗議でもきたのだろうか。

 江ノ島へ渡る橋の上から見える、妙に派手な看板に目を奪われる。帯状の電光掲示板をソフトクリーム状にクルクルッと巻き上げた形をしており、何やらせわしく画面が描き変わっている。最初ラブホテル(最近はファッション・ホテルとか言うのか)でも出来たのかと思ったが、近づいてみたらそれがスパである事が判明。
 帰りの電車が決まってるので入るのは断念したが、来年は挑戦してみても良いかも知れない。

 いよいよ鳥居をくぐって恐怖の坂登りである。初詣シーズンだからか、やたらに人が多い。昔ちょくちょく遊びに来たときは開いてた試しのなかった射的屋が営業しており、しかも商売繁盛の様子。
 参道沿いの土産物屋を冷やかしながら、と思ったが、ここの参道は非常に狭い上に、普段からは考えられない程の人が流れているせいもあって、うかつに立ち止まれない。
 人の流れに押されるように、最初のお社に到着してしまった。

 手を洗って口をすすぎ、本殿に手を合わせる。お守りも買って、普通の初詣ならここで終了なのだが、江ノ島の初詣は違う。ここはまだ、スタート地点のようなものである。
 本殿を出たら、まずは頂上を目指す。これが正しいルートというものである。

 などと気張りつつも、かつては己の脚で上がった階段を今はエスカーで楽して上がってしまうのだから、正しいもクソもない。
 エスカーをご存知ない人の為に説明すると、要は単なるエスカレーターである。これが江ノ島の麓から山頂までの間に、三本ほど設置されている。最初の一本はパスして自力で登ったのだが、そこから先は二本のエスカーのお世話になって、らくちんモードで頂上に到着したのだった。

 頂上についたら、目指すは当然展望台である。今は新しい展望台に立て替えられているが、これも昔はすさまじい代物だった。
 展望フロアに行く為のエレベーターが昔の金網みたいなケージで、たどり着いた展望フロアは板張りの吹きさらし。歩けば床がギシギシと鳴き声をあげる「天然ウグイス張り」なところが、よりいっそうスリルを覚える逸品だった。
 そんな展望台も今では、大きなガラス張りの室内型展望フロアになっていた。空調も効いていて、実に快適である。
 四方をぐるっと見回して、携帯のカメラで何枚か写真を撮った。ついでに展望フロアの屋上にも出て外の風を浴び、昔なつかしのモードも満喫してここはクリアという事になった。

05-01-02_01 展望台から江ノ島大橋を望む
05-01-02_02 展望台から見る富士山

 後半へ続く。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31971/2606982

この記事へのトラックバック一覧です: 正月といえば駅伝と初詣: