視点
今日で、タバコを止めて二年が過ぎた。思いのほか早く過ぎた、というより、正直言って二年も経ったという実感がない。
どうやって止めたかについては書いたことがあるような気もするし、なかったような気もする。イロイロな方法の複合で、一年ぐらいかかって止めた。
タバコを止めたことで健康になったかというと、それはそれで疑問だったりするが、もう習慣にするつもりはない。とりあえず、以前より太ったことだけは確かである。
街中でマナーの悪いスモーカーを見ると、自分も昔はああだったんだなと思い、胸が痛む。あの頃はタバコの吸殻や灰を路上に捨てることに何の疑問も持っていなかったし、非喫煙者が煙を臭いというのは大げさな反応だと思っていた。
今はといえば、パッケージを開けて出るゴミを路上や地下街に平気で捨てるオヤジを見ては舌打ちをし(でも直接注意はしない)、マックでは禁煙席を探し、地下鉄の改札を出た時点でタバコに火をつける人を見てはオイオイと思う。
私は、いつも自分のスタンスからしか物が見れない人間なのだ。そのことは、何かにつけて思い出すように気をつけなければならない。自分が変てこな「セイギノミカタ」になってしまわない為に。
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