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2010.04.18

新兵器導入

 先週の金曜日、池袋の東急ハンズでガーリックツイストなるキッチン用品を購入した。
 これはニンニクの薄皮をとり、みじん切りにする道具である。
 実際の形状や使い方は、取り扱い代理店のページをご参照いただきたい。

 すでにこれでカップラーメンに入れるニンニクを刻んだり、あるいは俺ラーを作るためにニンニクを刻んだりしているが、いやこれホント便利。道具を取り出す手間、後始末、そして刻みニンニクの出来上がり具合、そのどれをとってもマジックブレッドより上を行っている。
 値段は2,730円と少しばかりお高いが、十分にそれだけの価値はあると思う。

 これで今後は刻みニンニクが食べ放題だと思うと、嬉しさについつい顔がほころんでしまう。
 私と同類のニンニク好きな諸兄には、ぜひお勧めの逸品である。

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2010.04.16

【マイギターライフ:003】我が良き友よ


 鈴木君は今で言えばイケメンと言う奴で、背はすらりと高く顔立ちはキリッとしていて剣道が強く学級委員を勤める、まるで少女漫画から出て来たような人物であった。
 そんな彼もやはり音楽に目覚めた。彼のお気に入りは、かぐや姫。彼の家に遊びに行った時、アルバム「はじめまして」を通しで全曲聴かせてくれた。そして全てを聞き終えた時彼はこう言った。
「なあ、フォークデュオ組もうぜ」
 その頃はまだ私も鈴木君もギターが弾ける訳ではなかった。それどころか、ギターを持ってすらいなかったのだ。
 若いと言うよりは幼いと言った方がふさわしい、夢にあふれたセリフである。
 そして私もまた、すぐ調子に乗る性格だった(これは今でも直っていない)。
「いいね。やろうよ。で、グループ名は?」
「俺が鈴木だから、スズムシ」
「おい、俺はムシかよ!」
「いいじゃんか別に」
「良くねーよ!」
 まあとんぼってグループがあるんだからスズムシってグループがあっても良かろうと言う事になり、その日は彼が聴かなくなったからやるよとくれたベイシティローラーズのシングルレコード数枚を持って帰った。
 私はこれでまた手持ちのレコードが増えたと喜び、それから数日後にダイクマ茅ヶ崎店で白いギターを買った。
 しかしこの白いギターは、ただの一曲も奏でることなく天に召されて行ったのだった。

(つづく)

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2010.04.15

何が起きてる……?

 例によってココログのアクセス解析をチラチラとチェック。
 最新記事以外にお花見の記事が検索されているのは判るとして、なぜ今頃になって「起動せよ、GT4!」なんて2005年の記事に8件ものアクセスがあるのか、サッパリわからない。しかもGT4で検索して、ここを見に来ているのである。
 今、グランツーリスモ4ってブームだったりする?

 あと、「二黒 仏滅」なんてキーワードで検索してここを見に来てる人がいるのにも驚いた。
 まあ、そのキーワードにヒットするエントリがあるここも、変と言えば変なのかも知れないが。

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2010.04.14

【マイギターライフ:002】ぎゅわんぶらあ自己中心派

 自分の人生の中で最もパチンコをしていた時期はと言えば、間違いなく小学校四年生から六年生にかけてである。当然ながら自分一人でパチンコ屋に入り浸っていたわけではなく、親に連れられてではあるが。

 私の父親と言うのがまた実に趣味のない男で、それでも無理やりに彼の趣味を定義するなら酒とパチンコ、という事になるだろう。
 水道屋をやったり長距離トラックの運転手をやったり注文建築住宅の代理店をやったり、たまに夜逃げをしたりと紆余曲折な人生を送っていた父親が、火葬場の職員として公務員になって実を落ち着けたのは私が小学校二年生の時だった。
 初めのうちは借金を返すのに精一杯だったようだが、やがてそれも片がつき、やがて毎晩のように晩酌の後に駅前のパチンコ屋に行くようになったのが私が四年生の頃だったのである。
 最近はどうなのか知らぬが、あの頃はまだ子供連れでパチンコ屋に入っても特に目くじらを立てられることもなかった。
 最初の頃はおとなしく景品コーナーの玩具やプラモデル、あるいはラジオなどの豪華景品を眺めてすごしていたが、次第に退屈してくる。父親のところに行きジュースが飲みたいとねだると、父は現金ではなくパチンコ玉を一握りよこした。それを持ってジュースの自動販売機のところに行くと、ちゃんとパチンコ玉を入れる投入口がある。そこに玉を入れると、ジュースが買えるのである。

 しかし景品を見たりジュースを飲んだりしていても、やはり飽きてくる。何しろ毎日のように同じパチンコ屋に連れられてくるのだ。景品はもうすっかり覚えて見飽きているし、ジュースだって子供だから飽きはしないがそう何杯も飲めるものではない。
 そのうち私は床に落ちているパチンコ玉を拾って適当に空いてる台で打ち始めるようになった。店員も特に文句は言わなかった。父親も自分の懐が痛むわけではなかったので、文句は言わない。
 玉を20個ぐらい集めては空いてる台を探し、玉を一つずつゆっくりと弾く。父はいつも閉店時間である9時まで打ち続けるから、それまでの時間つぶしが出来るよう極力ゆっくりと、時間をかけて玉を弾いた。
 そして全てを打ちつくすとまた、玉拾いの旅に出るのであった。

 当初の目的は閉店までの時間つぶしだったので、父が声をかけてきて帰るとなった時は慌てて全ての玉を打ちつくしたものだった。
 ところが五年生の後半ぐらいから少しずつ、出玉を増やせるようになってきた。そして六年生になった時には、うまくすればシングルレコードの一枚も取れるぐらいの玉が出るようになっていたのである。

 こうして自分のレコード集めが始まった。
 この頃はまだ、自分でギターを弾いて歌うなどという事は、考えてもいなかった。
 そんな自分がギターに興味を持ったのは中学一年の時。そのきっかけを作ったのは、後に生徒会長となる鈴木君である。
 
(つづく)

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2010.04.13

【マイギターライフ:001】歌、知りそめし頃

 子供の頃から熱しやすく冷めやすい性格で、趣味と言うものが長続きしたためしがない。
 そんな自分が中学一年から大学を出るまでの間ひたすらギターを弾き続けていたのだから、よほどギターが自分の性に合っていたのだろう。未だにこれに匹敵するほど長続きした趣味はない。

 それだけギターと性が合うのだから子供の頃から音楽好きだったのだろう、と思われるかもしれないが実はその逆で、小学生の頃は心底音楽が嫌いだった。これは学校の授業にとどまらず、テレビで流れる歌謡曲も含まれていた。とにかく音楽と言うものが、徹底して嫌いだったのだ。
 たとえばドリフの全員集合を見ているとする。最初のコントが終わって盆回りの曲が流れゲストが歌いだすと同時にチャンネルを回して別の局で暇つぶしをし、そろそろ歌い終わった頃だろうと見当をつけるとチャンネルを戻す。ほんのちょっとでも歌を聴く時間を減らせるなら、とにかく努力を惜しまなかった。
 それぐらい音楽が嫌いだったのである。

 あまりにも私が見境なく音楽を嫌うのを父親が不思議がり、その理由を聞かれたことがある。
「歌詞の中に『愛してる』とか『好きだ』とかの言葉があるのがすごく嫌だから」
 そう答えたのを覚えているが、これは多分「答えるための答え」であったと思う。実際には特に理由などなく、感情的にとにかく嫌、だったのである。

 そんな自分がいつの間にか、好んで歌謡曲を聴くようになり、レコードまで集めるようになった。明確な理由は思い出せない。恐らく、父が家を建て私にも自分の部屋があてがわれ、その部屋に両親が結婚当初から使っていたステレオセットが入れられたのがきっかけではないかと思う。
 家が出来上がったのが小学校五年生の頃で、レコードを集めるようになったのは六年生の頃だったと記憶している。

 レコードを集めた順番はもう忘れたが、キャンディーズの「やさしい悪魔」「哀愁のシンフォニー」、松崎しげる「愛のメモリー」、森田公一とトップギャラン「青春時代」、清水健太郎「失恋レストラン」、エトセトラetc……。
 こうして曲目を並べてみると、テレビ番組「ぎんざNOW!」と「みごろ ! たべごろ ! 笑いごろ !!」の影響があった事が良く判る。
 まあ昭和五十年頃の小学六年生が音楽を聴くきっかけなど、そんなものだろう。

 ところでこの頃、シングルレコードの値段は五百円から六百円程度。そして自分がもらっていた小遣いは確か一ヶ月で千円ぐらいだった。当然、そんなにレコードがポンポンと買えるはずもない。
 ではどうやって自分はこれらのレコードを入手していたのか。
 実を言うとそれは、パチンコの景品として、なのである。
 
 (つづく)

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2010.04.12

わが家の歴史

 この週末、フジテレビの50周年特別企画「わが家の歴史」というドラマを夢中で見ていた。
 日中戦争の頃から始まり私が生まれる昭和39年までの、八女家という架空の家庭の歴史を描いたものだ。
 脚本は三谷幸喜。そもそも三谷作品が割りと好きなのに加えて、私は太平洋戦争前後の話が大好きなので、まさにこの企画はツボ押されまくりであった。

 このドラマでは、実際に起きた事件がいくつも話の中に登場する。それらの事件を、昭和タイムズをめくって確認しながら見るのがまた楽しかった。
 見ているときは「三谷幸喜、この本を見ながら書いたんじゃないのか?」などとテレビに突っ込みを入れていたが、良く考えたらこれを見ていなくても大事件がどちらにも登場するのは当たり前のことである。これはいささか、突っ込みを入れるこちらの方が認識不足と言って良いだろう。

 それにしてもしみじみと、昭和は遠くなったと思う。もう平成が22年なのだから当たり前といえば当たり前なのだが、太平洋戦争が終わってから自分が生まれるまでの期間より、平成が始まってから今までの方が既に長いのだ、という事がピンと来ないのである。
 これは自分の新陳代謝が衰えて時間の経過が早く感じられるためなのか、それとも筒井康隆の短編のように本当に時間が加速しているからなのだろうか。ちょっとトンデモだが、自分としては本当に時間が加速しているように思えるのである。

 ところであのドラマを見ていたら、昭和館平和記念資料館に行きたくなってしまった。
 特に昭和館は今までに二度行っているが、いつも時間が足りなくて後半はバタバタとしてしまっていた。そのうちジックリと時間をかけて見学したいと思う。

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2010.04.11

目の錯覚?

 NHK朝の連ドラ、ゲゲゲの女房で主役を演じている松下奈緒と柴崎コウは、何となく似ていると思う。
 仮面ライダーWでフィリップ君を演じている菅田将暉(すだ まさき)と観月ありさは、何となく似ていると思う。
 どちらも、家族からの賛同は得られていない。
 これはもしかして、自分の画像認識能力に問題があるのだろうか?

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2010.04.10

俺のラー油、入れますか?

 世間で大評判の桃ラーが絶賛品切れ中なので、ならば作ってしまえと我が家のラー油、略して我がラーを自作したのは先日ご報告した通り。ただしこれは女房作成なので、私が偉そうに言えた義理ではない。
 http://rei-123.txt-nifty.com/kokoro/2010/04/post-b4a6.html
 
 そしてビン二本分の我がラーのうち一本は昨日までで綺麗に食い尽くしてしまった。残った一本は食い尽くした方のビンより小さい事から考えれば、次の週末までもたない事は確かである。
 そこで早速、次の我がラーを作ることになった。ただ女房は締め切りだの洗濯物だので忙しいので、今回は私が作る事にした。今度のは俺のラー油。略して俺ラーである。

 レシピは先日ご紹介した通り。どんな具合に作業が進んだかは、こちらをご覧いただければ写真入りで説明してある。
 http://twilog.org/reihifumi/date-100410

 女房が作ったときと今回とでの異なる点は、以下の二つ。
 
1.タマネギとニンニクのみじん切りを、包丁ではなくマジックブレッドで行った。
 これは正直言って、失敗だったように思う。マジックブレッドは使い方にコツがあり、慣れないとどうしても刻み具合にムラが出てしまう。タマネギもニンニクも大きい粒から極小の粒まで、よりどりみどりな状態になってしまった。やはりみじん切りに関しては、手作業に勝るものはないと思った。

2.前回は豚骨ラーメンのスープで、今回は塩ラーメンのスープ
 これは実際のところ、さして味に変化なしである。まあ、あれだけ大量の一味唐辛子やニンニク、そして油の中に投入するわけだから、ラーメンスープの味は見分けられなくても不思議はない。

 とりあえずこれで在庫はビン三本分になった。出来ればこれを24日の土曜日までもたせたいと思う。
 そして今度は包丁でのみじん切りに挑戦である。頑張れ、俺!

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2010.04.09

得意分野

 今月に入ってココログの更新を復活させてから、頻繁にアクセス解析をチェックしている。つたないブログとは言え、人前にさらしている以上はどれぐらいの人が見ているのか気になるのが人情と言うものである。

 過去30日分のアクセス推移をチェックしてみると、何も更新していない3月中で一日平均10回ぐらいのアクセスがあった。多いときは80以上のアクセスがあったというのだから不思議なもんである。
 それに対して毎日更新している今月に入ってからのアクセスは、一日平均72回、最高で一日111回、一番少なくて24回という結果になっている。
 一応、毎日更新している効果はある、という事になる。まあ最近は更新する度にTwitterやmixiで告知をしているので、そこから飛んでくる人が主な客層になっているようだ。

 しかし思ったほどパッとしない。
 思うに人気のあるブログというのは、何か得意分野に特化しているケースが多いような気がする。
 私のように特定のジャンルを持たず、日常生活の中で起きたことをただ書き連ねていくだけでは壁は越えられないという事だ。
 最近は特色を出すために四コママンガも加えてみたが(これが出来るようになったのは、すがやみつるさんのおかげである)、いかんせん絵心がないため、平たく言えば下手糞なためにあまり効果が出ていないようである。
 では何かのジャンルに特化すればよいではないか、と突っ込まれるかと思うが、いざそのジャンルを決めるのが大変なのである。
 まずは私を知っている人ならすぐに思い浮かべるであろうジャンルが、オタク関係。しかし、である。実を言えば私の知識など微々たるモノ。某秘密結社のメンバーや、と学会、駒八会の方々に接するたびに「あぁ、なんて自分は知識が少ないんだ」と思い知らされるばかりである。
 なのでオタク方面は却下。

 それではラーメン二郎は、というとこれも今は全然食べてない。それだけでなく、食べると妻に怒られる。
 ラーメン二郎を食べずして得々と二郎を語る、語り続ける、二郎に特化したブログを書くなど、世界中のジロリアンから何をされることやら。想像するだけで恐ろしい。

 それでは学生時代に熱中していたニューミュージック関係はどうか。
 これは「歌詞の引用」という大きな壁が立ちはだかっている。か弱い個人の身で、JASRACと戦うつもりはない。だが歌詞の引用を一切せずにニューミュージックを語り続けるなど、とても自分の力量で出来るとは思えない。

 結局のところ、これぞという売りを前面に押し出すことが非常に難しい、という事が分かっただけであった。
 当面、今のままダラダラと書いていこうと思う。
 そのうち、自然に一つの方向に流れていくかもしれない。こればかりは、成り行き任せである。

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2010.04.08

ラーメンは二郎にあらず

 今日のお昼は超大盛りスーパーカップ2.0倍ドカッと野菜盛り豚骨醤油ラーメンだった。
 黄色いボディに黒い文字。麺タップリの豚骨醤油にドカ盛り野菜とガーリック。どう見ても二郎を意識している事は間違いない。お父さん、言い訳は聞きたくないぞ。正直になりなさい。

 今までも二郎やインスパイア系を意識したカップ麺はあった。まるちゃんのでかまる醤油とんこつや本気盛(マジモリ)、ぽっぽっ屋がプロデュースしたカップ麺等など。これらは自分も買って食べた事がある。

 だがどれも、二郎とは似ていない。そこにあるのはあくまでも、ラーメンなのだ。
 二郎ファンにとっては有名な、「二郎はラーメンにあらず。二郎と言う食い物なのだ」という言葉がある。
 ラーメンファンにとって二郎は邪道だという人がいる。その言葉に「そうだよな~」と納得する二郎ファンがいる事も事実。あれをラーメンという範疇に入れてしまっては、ラーメンに申し訳ない。
 という事は逆もまた真なりで、ラーメンの範疇に収まってしまうものは、どうあがいても二郎にはなれない。
 そう。ラーメンは二郎にあらず、なのだ。

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2010.04.07

死刑台のメロディ

 ただいま、下あご左側の奥歯を絶賛治療中である。そもそもは先月の中頃に奥から二番目の歯に痛みを覚え、ついにはラーメンを噛んだだけで激痛を感じるようになって歯医者に駆け込んだのだった。
 ちなみにこの奥から二番目の歯は神経を抜いてあり、本来なら痛むはずがない。しかし痛みを感じている事実はいかんともしがたい。
 この事を自宅近くの歯医者に行って最初から説明するのも面倒なので、かつて勤めていた会社の近くにあるこの歯を治療した歯科医に行くことにした。カルテがあるので細かい説明の手間を省けたのはありがたかった。
 あとその歯科医を選んだもう一つの理由は、担当が美人の女医さんだから……。

 今日もその歯科医に行って、実は痛みの真犯人である一番奥の歯の神経を抜くという治療に取り掛かった。神経を抜く治療なので、当然麻酔をする事になる。
 そしてこの麻酔が、この歯科医のキモなのである。ここで使われている麻酔の注射器は、メロディー機能付きなのだ。
 単音の電子音で、「星に願いを」のメロディーを奏でながら近寄る注射器。恐らくは患者の緊張を解きほぐすための配慮から付けられた機能なのだろうが、果たしてその目的は達せられているのであろうか。
 どちらかというと妙な条件反射が出来上がり、あのメロディーを聴くと憂鬱な気分になる人を増やしているのではないだろうか。
 実際私はもう、テレビ等であのメロディーを聴くと歯医者を思い出すようになってしまった。
 きっとディズニーランドに行ってあのメロディーが聞こえてきたら、自分でも気づかぬうちに大きく口を開けてしまうだろう。

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2010.04.06

AMラジオが好き

 先月の半ばぐらいから、パソコンでラジオが聴けるようになった。IPサイマルラジオと言うのだそうだ。
 東京に引っ越してきてからはずっと団地住まいであるため、実は自宅でAMラジオを聞けなくてつまらないとおもっていたのだった。
 しかしネット配信なら電波の状況は関係ない。これでAMラジオが聴けると思うと、ありがたい事である。

 もしラジオ好きがAM派とFM派に分かれるのだとすれば、自分はAM派だろう。FMというのは自分にとって、カセットテープに音楽を録音するためのものだった。それに対してAMは、番組そのものを楽しむためのもの。パーソナリティの話に夢中になり、読まれる葉書に笑い転げる。音楽が目的のFMに対して、AMは番組そのものが目的だった。

 小学校4年の頃に親がパチンコでとってきたラジオをくれたのが、自分のラジオライフの始まりだった。
 その頃ニッポン放送でラジオドラマ・日本沈没をやっていて、これを布団の中でドキドキしながら聞いた事を覚えている。もっとも自分は寝つきが良すぎて、ほとんどドラマが始まる前に寝落ちしていたものだったが。

 その後、何かのきっかけで鶴光のオールナイトニッポンを聞き始めるようになる。中学に上がる頃にはすっかり鶴光色に染まったドスケベ男子の出来上がりである。あの頃、「お前は月曜日になると関西弁になってるな~」とクラスメイトに言われたものだった。

 そしてやはりAMラジオ番組がきっかけで、さだまさしのファンとなる。私が中学生から高校生の頃、日曜の夜八時頃からレギュラー番組を持っていたように記憶している。ただ野球シーズンになると番組が終わっていたはず。自分のプロ野球嫌いの、原因の一つである。

 一番ラジオを聞き込んでいたのは、高校生の頃だった。自分の家で一番クリアに受信できるのはニッポン放送、次がTBS。文化放送は、ほとんど入らなかった。だから自分はオールナイトニッポン派であり、セイ・ヤングは全然聞いた事がなかった。
 時々、TBSの夜は友達を聞いていた。

 あの頃ラジオの定番スターといえば、ニューミュージック系のアーティストだった。息子の世代はどうやら、声優らしい。これもまた、時代の変化というヤツなのだろう。

 ところで最近は、オールナイトニッポンが夜10時ぐらいから始まるんだと知ってビックリ。しかもそれは日付が変わらぬうちに終わる。でもって、日付が変わった後また別のオールナイトニッポンが放送されている。
 どう考えても10時からのは「オールナイト」ではないと思うのだが、それは老人性偏屈症というものだろうか。

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2010.04.05

適材適所

 最近我が家に、ちょいと大きめなホーロー鍋がやってきた。義妹の結婚祝いの返礼で贈られてきたもので、我が家のレギュラー鍋軍団に比べると微妙に容量が多い。
 実はカレーやシチューを作るとき、今まではその出来上がり量に多少の不足感があったのだが、それもこの鍋のおかげで解決である。
 あと二人分のインスタントラーメンを作るときなどにも、このルーキー君は麺が全部沈まないという悩みから解放してくれる。

 と言うわけで今日さっそく、昼食時に息子と二人分のインスタントラーメンをこの鍋で作ったのだった。
 やはり鍋が大きいと作りやすい。吹きこぼれる心配もないので、差し水も落ち着いて出来る。今までだと、まず麺を投入した時に水面から飛び出ている部分があるのが気になったし、すぐに吹きこぼれそうになるので差し水もアタフタという感じだったのだ。
 精神的に余裕を持って作ったラーメンは、その味もまたレベルアップしたような気がする。

 ところが出来上がったラーメンを丼に移すときになって、いつもと勝手が違う事に気が付いた。
 今まで使っていた鍋は片手鍋だったので、丼の上まで鍋を持っていって麺を移すことができた。ところがホーローの両手鍋は持ち手の部分もホーローで、熱くて持てたもんじゃない。
 仕方がないので丼を鍋の上に持って行き麺を移すのだが、これが慣れない作業なのでヤケに手間取る。
 それでもまだ麺が長いうちは良い。次第に鍋の中に残る麺が短くなり、ワカメや卵といった具もまた鍋に残っているのは細かくなっていく。
 仕方がないので最後は私が鍋掴みを両手にはめて鍋を丼の上に構え、息子が鍋の中身を丼にかき出すという二人羽織体制でどうにか鍋の中をサルベージする事に成功したのだった。

 こうして苦労してよそったラーメンは、先日女房が作成した我がラーをたっぷりブチこんで美味しくいただいた。やっぱり我がラー最強、である。

 さて次にまたラーメンを二人分作るとき、果たしてどちらの鍋を使うべきだろうか……。
 選手の起用に悩むサッカーや野球の監督気分が少し判ったような気がした。

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2010.04.04

桃ラーより我がラー

 世間では今、桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油が大人気である。

 我が家でも一度だけ実物を入手して食べた事があるが、これが卵がけご飯にジャストフィット。女房と二人で、一瓶あっという間に食い尽くしてしまった。
 こんなに美味いなら我が家の定番に、と思ってスーパーに行く度に売り場をチェックするが、どこもかしこも売り切れで二度とお目にかかれないんではないかと思わせるほどの人気っぷりである。

 あまりにもないないと愚痴っていたら、女房がネットでレシピを見つけ出し、我が家のラー油、略して「我がラー」を作ってくれた。
 そこで今日はこのシアワセを分かち合いたいと思い、女房の許可を得てそのレシピを載せる事にした。皆さんのご参考になれば幸いである。

 まずは元ネタの紹介から。
 女房のレシピは、クックパッドでレシピを公開されているみぶちさんという方のものが元になっている(ID1087391)。

 で、材料と作り方は以下の通り(女房の日記からコピペ)。

【材料】
A
玉ねぎ  1/2コ
にんにく  1玉
サラダ油  150cc

B
ゴマ油  100cc
一味唐辛子  12g
唐辛子  1本

C
すりごま(白) 大さじ1
豆板醤 小さじ1
砂糖   小さじ1
塩     小さじ1/2
醤油   大さじ1
味の素 8振り
インスタントラーメンのスープ(とんこつ味)の素 半分

【作り方】
1、たまねぎ1/2コはみじん切りにして、お皿に広げてレンジ(500w)で3分熱します(画像参照)。

2、にんにくも1玉全部みじん切りにします。荒めのほうが、具としてよい色となりおいしいかも。

3、フライパンや中華なべの中に、1と2(A)をいれ、サラダ油を注いでレンジを点火し、やや強めの弱火で15分ほどゆっくり揚げます。

4、薄いキツネ色になったら(画像参照)、一度火を止めて、Bを投入し、もう一度点火して今度は強火で30秒熱します。

5、再び火を止め、Cを投入して、よく混ぜて出来上がり。さめたら瓶につめて保存してください。

6、瓶は、あらかじめ熱湯消毒することをオススメします。我が家はどうせ、すぐ食べちゃうからしませんでした。画像の瓶に入るくらい出来上がります。

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 と言うわけで、これでもう桃ラーの品切れに悩まされることもなく、思う存分「ラー油がけ卵ご飯」を堪能する事が出来るようになった。
 ちなみに知人は釜揚げうどんに入れても良し、と言っていた。もう炭水化物なら何でも合うんじゃないだろうか。

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2010.04.03

光が丘でお花見

 今月の一日から久しぶりにココログをいじり始め、アクセス解析なども見るようになった。
 面白いのがこのページに来るきっかけとなったらしき検索キーワードとして「光が丘」「お花見」の二つがトップを占めているという事。これはまあ季節柄、当然の事なのかも知れない。
 しかしその記事、2006年の3月31日にアップしたもので、最新の情報ではない。記事の内容は、大江戸線光が丘駅の改札を出てから花見の会場となる芝生広場までのナビであるので、まあ今年見ても多少の役に立つのかも知れないが。
 元々は某秘密結社のメンバーに向けての道案内のつもりで書いた記事である。

 というわけで今日は、今年の光が丘公園に咲いてる桜の写真をアップする事にした。
 恐らく今年は今週末が光が丘公園における桜のピークだと思う。平日お仕事の方々は明日が最後のチャンスなので、お見逃しなきよう。
 なお陣取りについては芝生広場は結構広いので、UVバッチ来い的贅沢言わないぜモードならばどこかしらに場所はある。

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2010.04.02

エゴサーチ

時々、自分の名前で検索してみる事がある。
以前は玲一文の名前で検索して出てくるのは、NiftyServe時代に参加した書籍のタイトルぐらいだったものだ。
ところが今日やってみたところ、ツイッター関係のページがやたらと出てくる。
自分が呟いたページはもちろん、周辺のサービスであるご近所サーチだのふぁぼったーだの、自分では意識していないものまでがネット上に溢れかえっているようだ。

そんな中に、ツイッターノベルのページがあった。
そういえばツイッターノベル大賞ってのがあって、自分もそれに応募したんだっけ。
もうずいぶん前の事のように思いながらその作品ページを開いて、ふと気づいた。

俺、この小説を応募した時のアカウント、削除しちゃってるじゃん……(汗)。

という事は、もしあの小説が入賞しても連絡先不明って事になっちゃうんだ。
うわぁ、アホな事やったなぁ。

というわけで皆さん、ネット上のアカウントを整理するときは十分に気をつけましょう、という話なのだった。

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2010.04.01

せっかち れ~君

すがやみつるさんが、4月2日までの期間限定で4コママンガのEラーニングページを公開している。

http://www.m-sugaya.com/manga_lesson/

早速自分もそのEラーニングを受講して、一発描いてみた。
それがこれ。

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そもそも今日、石神井のハローワークに行くつもりで朝の支度でせっかちやらかして書類を忘れ、その書類を忘れたのに気づいた後でさらに自分が成増に向かって歩いていた事をネタにしたもの。

ところがこのマンガ、よく見ると2コマ目と3コマ目の位置が逆になっている。
登場キャラのモデルが自分だからといって、作者モードでまでせっかちやってドジこいてちゃダメだろう>自分。


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