2006.10.20

真! ゲッターロボ

 この作品、私は愛をこめて「キチガイロボットアニメ」と呼んでいる。もっとも、そう呼ぶに値するのは1話、2話、3話、そして11話だけだろう。かろうじて最終話も入るかも知れないが。
 そして、未だにこれに匹敵するキチガイロボットアニメがない。

 この作品の最大の魅力はなんと言っても、流竜馬と早乙女博士との、あまりにも濃ゆい台詞の応酬である。
 何しろ、死んだはずの早乙女博士と竜馬が対決する、というだけでも非常識な展開なのに、対決に際して竜馬の最初の台詞が「どうやって生き返ったかは知らねぇが」なのだ。死んだ人間が生き返る事については、最初から何の疑問もなく受け入れちゃってるのである。

 そして、初代ゲッターロボの行く手をさえぎる、無数のゲッターロボG。こんなシーンを、良くぞ思いついたものだ。
 さらにゴールとブライは早乙女が作っちゃうわ、最初は人間サイズだったゴールとブライがいつのまにか合体してゲッターロボと同じサイズになってるわ、早乙女博士は何度死んでも生き返ってくるわ、無数のゲットマシンが合体するわ、もうハチャメチャなんである。

 全編を貫いてるのはただひとつ、「問答無用」というポリシーである。
 これは、東方不敗が現れてからのGガンダムに共通するものがある。さすが監督が同じだけの事はある。

 物語世界は別に、全てがリアルである事だけがベストなのではない。コテコテのギトギトだって、面白いものは面白いのだ。

 何かイヤな事があったとき、心が疲れて充電を必要としているとき、私は気がつけばこのゲッターを見ているのだった。
 ゲッターチームよ、ありがとう。

| | トラックバック (0)

2005.07.16

SF大会一日目 その2

●息子がシール交換をしたいと言うので、シール企画のブースへ。
 豊富なサンプル画像もあったのだが、息子はスタンダードに自分の写真で行く事にした。こういう時、デジカメは便利だ。しかし壁際に立ってる姿を撮った写真は何となく「容疑者その1」という感じがする。
 シールと言えば神北さんという事で、神北さんの姿を探す。ブース内に並んだ端末の、最前列左側で作業中だった。やはり働く男の背中は凛々しいねぇ、などと思いつつ、忙しそうなので特に声はかけずその場を去った。

●とりあえず団体行動はここまで。家族三人ともお目当ての企画があるので、ここでバラけることにした。
 私は「海外の凄いアニソン」という企画を覗く。やはり人気企画なのか、凄い混雑。ちょっと出遅れたため、とても中に入ることができない。
 ふと隣の部屋を見ると、入り口前で秘密結社の友人U子さんが受付をやっていた。そこで少し立ち話をしていたらアニソン企画の部屋に少しだけ余裕ができたので、速攻で中に飛び込んだ。
 企画の内容は、海外で放送された日本の特撮・アニメを紹介するというもの。有名なものとしては、東映の戦隊物がアメリカではパワーレンジャーとしてほぼ作り直し状態で放送されている。この企画では、それ以外にもいろいろとありますよ、という事で様々なアニメや特撮が紹介されていた。
 私が入った時はちょうどそのパワーレンジャーの、それもスペシャル特番を紹介しているところだった。「スペシャル特番」と書くと重複表現のようだが、ここで紹介されていたのはまさしく「特番」のスペシャルなやつだった。
 パワーレンジャーでは毎年、去年のレッドと今年のレッドの競演エピソードが作られているらしい。そのスペシャルという事で、歴代のレッドが勢ぞろいして戦うという、まるで東京ドームシティみたいな話が作られたのだった。
 舞台は地球でも月でもないどこかの星で、ビーファイターカブトが悪事を働いているところをデカレッドが発見し、歴代レッドが勢ぞろいしてそいつらをやっつける、という話。
 ご丁寧にも全レッドの変身シーンがちゃんと流れ、全員の変身が完了して見栄ポーズをとったときにはもう、画面はマッカッカ。かつて教科書を真っ赤にしようと企んだ悪の組織があったが、まさかその野望が資本主義国家で達成されるとは思ってもみなかった。
 それ以外にも様々な番組が紹介されていた。一番印象的だったのは、戦隊物がフランスに輸出されたバージョンで、バイオマンがあまりにも大人気だったため翌年の戦隊物は「バイオマン2」とタイトルが変更された、というもの。主題歌も現地歌手によるオリジナルに変更されており、BIOMANは「び~おまん」と発音される事も判明。ちなみにその翌年は「び~おまん3」が放送されたらしい。おそるべし、び~おまん。
 ちなみにこの企画、途中からジャッキー・チェンの呪いがかかったらしく、DVDプレイヤーの操作をちょっと間違えると必ずジャッキーのアニメが出てくるようになってしまった。
 何はともあれ、軽い胃潰瘍なら治ってしまいそうなぐらい、タップリ笑った企画だった。

| | トラックバック (0)

2005.03.09

機動戦士ガンダム 8話~11話

 女房のオタク化による、ガンダム学習プロジェクトが続いている。というわけで今回は、8話から11話を観賞した。台詞等の情報に関しては、このページから。

【機動戦士ガンダム ポータル】

 第8話「戦場は荒野」
 地球の大地で息子を育てたいと願った母親と、デギン公そっくりな声の持ち主であるジオン軍兵士が心を通わせる、ハートウォーミングなエピソード(違)。
 やはり印象的なのは、アムロの「あの親子はセント・アンジェに着けたんだろうか」という台詞と、デギン公(違)の「ここが一年前までセント・アンジェのあった場所です」という台詞だろう。
 ちなみにコレも、記憶からすっぽりと抜け落ちてたエピソードの一つ。

 第9話「翔べ!ガンダム」
 かの有名な「僕を殴ったね!」は、ここで登場。てゆーか、殴られた後に、あんなにも生き生きとハイジャンプ戦法を使いこなすとは、アムロ、君は「僕も民間人なんですけど」なんて台詞を言う資格、ない気がするぞ、おじさんは。
 ちなみに「燃え上がれ! ガンダム」というエピソードは、なかった。

 第10話「ガルマ散る」
 さだまさしファンなら、「さくら散る」のメロディと共に読み上げたいサブタイトル。
 この話で初めて、ザビ家の怪しげな建物が登場する。あの建物、どう見てもライディーンとかに出てくる異星人の建物にしか見えないんですが。
 まあスペースコロニーは地震が起きないから、上よか下が小さい建物を作っても平気なんでしょうけどね。
 それを度外視してもあの建物、ビグザム並みの活躍をしそうに見えるのは私だけ?

 第11話「イセリナ,恋のあと」
 あーゆー綺麗な女の人とのラブロマンスを体験したことがない身の上としては、ガルマのどこに命をかけるほど惚れたのかと小一時間ほど問い詰めてみたい気分ですハイ。

 アムロは自力で、ビームサーベルがジャベリンにもなるように改修してましたな。てゆーか、安全装置でジャベリンにならないようにしてあったのに、それ勝手に解除していいのか?>16歳の少年。
 少なくとも、大人が自分の経験則とか技術とか理論とかを踏まえた上で作った安全装置を、趣味でハロを作り上げた程度の少年が解除して良いとは、おじさんは思えないんだが……。

 とまぁ、こんな感じ。
 凄いと思うのは、もう四半世紀も前の作品だというのに、見始めると何もかもうっちゃって見入ってしまう力が、いまだにこのガンダムにはある、という事である。
 猿の軍団は、わずか一話でギブアップしたというのに。

| | トラックバック (0)

2005.03.03

BSマンガ夜話・お天気お姉さん

 今週のBSマンガ夜話は、俺様的に豪華ラインナップである。

・パタリロ
・お天気お姉さん
・事件屋稼業
・鋼の錬金術師
 で、お天気お姉さんは今日ではなく一日に放送されたものだが、どうしても書いておきたかったのでという事でご勘弁を。

 いやはや、やっぱりNHKでやるという事でみんな色々と気を使ってて、やりにくそうな感じだった。安達作品の場合(……とエラそうに言っても、さくらの唄とお天気お姉さんしか知らないのだが)、エロ描写がポイントの一つであるだけに、NHKでやるのは大変そうだ。

 見ていて気になったのが、「文学」というフレーズ。岡田氏は「ブンガク」とカタカナで言っていたが。自分は安達作品を読んでいたときに、文学云々という事を考えたことがなかったので、あれがブンガクなのかという驚きが一つ。
 それともう一つは、自分が安達作品を読んでいるときに感じたのは「胸キュンなものを描く人だな~」という事から、この胸キュンがブンガクなのか、という事。
 違うと言われるだろうな。いや、当然違うと言われるだろう。

 そして面白かったのが「お世話になりました」というフレーズ。
 まさかNHKで、自家発電の話が出てくるとは予想もしていなかった。

 お天気お姉さんでの自家発電は難しそうという意見が多かったが、私自身はその昔、「ぴあ」の映画紹介に載っていた親指の爪ほどの大きさの写真(まさにサムネイル写真)にお世話になっていた経験があるから、決して無理ではないだろうなと思う。

 で、内田春菊は今回の仕事のためにこの作品を読んだか、という論点が残っているわけだが……、どう見ても読んでないとしか思えなかった。

| | トラックバック (0)

2005.03.01

玲 一文G

 メインマシンのグラフィックカードが死んだのを機に、二台のPCと一組のキーボード・マウス・ディスプレイを切り替え器でつないで使うことにした。
 ちなみに昨日までは、液晶ディスプレイにデジタルとアナログの2系統あるのを利用して、メインマシンはデジタル入力、サブマシンはアナログ入力に接続していた。ただキーボードとマウスはそれぞれのマシンに用意してあったため、いくらキーボードを叩いても画面に反映されず「あ、こっちじゃなかった」という事が度々あった。

 死んでしまったグラフィックカードの跡継ぎとして新しいのを買おうかとも考えたのだが、PCの切り替え器とデジタル出力を持ったグラフィックカードの安いやつとが似たような値段だったので、今回は切り替え器を選んだのだった。

 購入したのは、ラトックシステムのREX-210という角川の恐竜みたいな名前の製品で、ヨドバシカメラで5,000円弱だった。

 切り替えには、本体のボタンを押す方法の他にホットキーによる切り替えをサポートしている。だから、ケーブルを繋いだあとは手の届かないところにおいといても無問題である。

 ついでにという事で、貯まったポイントでオーディオセレクタも買った。2台のPCとラジオ付CDプレイヤー、それにMDプレイヤーを繋げて切り替えられるようになった。今までは、いちいちスピーカーのケーブルをそれぞれの機器に繋げ換えていたのである。

 これで書斎のPC周りは、早乙女研究所から新早乙女研究所ぐらいのパワーアップを図った事になる。
 という事は、死んでしまったグラフィックカードの戒名は「巴ムサシ」という事になるのか……。

| | トラックバック (0)

2005.02.27

遅咲き

 何故か今、女房がファーストに燃えている。
 一応知らない人向けに解説すると、ここで言う「ファースト」とは「機動戦士ガンダム」の一番最初のを指す。「ファーストガンダム」とか「初代ガンダム」と呼ばれることもある。

 女房は基本的に、映像作品に対しては淡白な方だと思っていた。それに、ガンダムに興味を持つとは思いもしなかった。

 ツタヤでDVDを探して来てくれと頼まれたのだが見つからなかったので電話をしたら、ビデオでも良いから借りてきてくれと言われた。普通なら「じゃあ、そのうちスカパーでやるのを待ちましょう」という人なのに、珍しいことである。

 でもって今日、ビデオの一巻を見た。一話から三話までを一気見したが、かの有名な「行きまーす!」や「させるかぁ!」は、早々に出てきていた事を知る。あと、ククルスドアンの島が初出だとばかり思っていた旧ザクも、三話で登場していたのにビックリ。
 更に言えば、もうガンダムが登場する頃にはジオン軍の補給は苦しい状態だったのだということも、今回初めて認識した。シャアが三機のザクを要求して二機しか来なかったなんてのは、そこらへんを表しているわけだ。

 女房はいたくお気に入りの様子で、「こりゃ面白い」と喜んで見ていた。それだけでなく、先々週ザッピングの成り行きで見ていたZガンダムでアムロが「俺を無視してカミーユにガンダムを与えるなんて。俺へのあてつけか」という台詞について、「そりゃ初陣がこうなら、七年後にああ言っても不思議はない」と理解を深めたようだった。

 改めて思う。
 人はオタクになるのではない。なってしまうものなのだ。

| | トラックバック (0)

2005.02.24

素朴な疑問

 女房から、こんな質問をされた。

 「有名な台詞で『中の人などいない!』ってのがあるけど、原典が何なのか知ってる?」

 まず「中の人などいない!」という台詞が有名なのかどうか、という問題があるのだが、それはの時点では保留とする。そこから考え始めると、この話題が先に進まないからだ。
 何より私はこの台詞を知っている。それだけでも有名な台詞扱いをするには十分だと判断した。

 しかし改めてこう問われると、確かにどうして自分がこの台詞を知ることになったのか、についての正確な知識・記憶を持ち合わせていない。

 そんな話をしたところ、友人からこんなページを教えてもらった。

「中の人などいない! の歴史」

 どうやら私が初めて見たのは、吉田戦車の「感染るんです」に出てきた「下のかたなどいない!」という台詞だった様だ。
 だが「中の人」というキーワードを意識するようになったのは、おそらく2ちゃんねるではないかと思う。しかしそこでは中の人が「いない!」という事が問題なのではなく「大変だ」という事が問題なのであった。

 自分の脳内情報についてすら、あいまいな認識しか持ち合わせていないという事が良く判る話だった。

| | トラックバック (0)

2005.02.22

岸辺のふたり

 ペンシルとチャコール(木炭)で描かれた絵をデジタル処理した、わずか8分間のアニメ。
 既にDVDが発売されているにもかかわらず、これをスクリーンで見たいという要望に応える形で35ミリ化されたという、非常に珍しい作品らしい。
 公式ページはこちら

 主人公の女の子が小さい頃、父親と自転車で岸辺にたどり着き、父親はそのままボートでどこかへ行ってしまう。女の子はそれから事あるごとにその岸辺におもむき、父親の消えた水平線の向こうを見る。
 季節は巡り月日は流れ、女の子は少女になり娘になり母になり、そしてやがて老婆となる。
 ある日彼女は思い出の岸辺で、あるものを見つけ……。

 台詞はなく、ただ音楽と自転車のベルの音のみ。淡い絵と静かな音楽とがマッチして、不思議な空間に連れて行かれる感じがする。

 子を持つ親の身としては、出だしはあまりにも悲しいと思う。子供というのはある意味で「無力」の象徴であり、その庇護者が突然消えてしまうというのは、見ていて辛いものがある。

 その後の美しい映像については、まだまとまったものがつかめていない。恐らくこれは、何度も何度も見るタイプの映像なのだろうと思う。

9348546_7

 一つだけ言えるのは、見終わった後で何となく人に勧めたくなる映画だという事。だからこそ友人もこのDVDを、未開封のまま私に貸してくれたのだろう。
 写真の左側がDVDのパッケージで、右側は劇場公開時のパンフレットである。この二つがセットで1,800円程度で売っていたらしい。

 もう劇場公開は終わってしまっていると思うが、機会があったらぜひ見ていただきたい作品の一つである。

| | トラックバック (0)

2005.02.10

ベルヴィル・ランデブー サントラCD

 先日紹介したベルヴィル・ランデブーを女房が見に行ったらしい。最終日ギリギリだが、間に合って良かったと思う。恐らくDVD化されるまでには時間がかかるだろうし、何よりあの映像世界にひたるためには劇場という非日常空間に身を置く必要がある。やはり映画として作られた作品は、劇場で見た方が良いのだ。

 仕事から帰って女房から映画の話が出され、あれやこれやとストーリーや画面の話で盛り上がった後、話題は音楽の方へと移っていった。

 同じモチーフが何度もアレンジを変えて登場するのだが、最もカッコ良く仕上がっているのはエンディングだろう。ストーリーが終了して画面が暗くなり、テロップと共にこの「ベルヴィル・ランデブー」が流れてきたときは心底しびれたものである。

「あの曲のCD、欲しいよなー」
 私がそう言うと、女房はにんまりと笑ってこう言った。
「じゃ、バレンタインはあのCDで良い?」
 そしておもむろに自分のバッグから、まだシュリンクパックを開封していないCDを取り出した。それはまぎれもなく、ベルヴィル・ランデブーのCDである。

PICT2016
一足早いバレンタインプレゼント

 自分が見たときはパンフレットを買うのにばかり目が行ってて、CDを売っているとは気づかなかった。もっともフィリップスのヘッドフォンを買う予定もあったから、CDの存在に気づいても手が出せなかっただろうが。

PICT2015 こちらがパンフレット。普通の製本版ではなく、紙芝居型になっている。
 そういったわけで私の手元には今、このベルヴィル・ランデブーのサントラCDと、バンダイミュージアムのシアター B-one で買った Ms igLoo のサントラがある。  良い音楽がある、というのは幸せなことだと実感する今日この頃なのだった。
PICT2020 こちらはバンダイミュージアム限定バージョンBOX入りサントラCD。

| | トラックバック (0)

2005.02.09

ウニモグなガンダム

 ココログからトラックバックのお知らせメールがとどいていた。ついにうちにもトラックバックスパムか、とあわてたが、友人からのものだったのでほっとする。

 友人がウニモグをモビルスーツになぞらえているのをみて、そういえば今年のガンダムはウニモグ風だな~と思った。状況にあわせてパーツを入れ替えてるのって、前にもあったっけ?

 この際だからヤナセも、ガンダムカラー・グリーン・赤くて角付きの、三種類のウニモグをリリースしてみてはどうか。きっと売り上げが伸びるに違いないと思う。

 もちろん、私は買わないが。

| | トラックバック (0)

2005.02.06

ベルヴィル・ランデブー

 昨日は二郎を食った後で職場に向かい、ニンニクとクロレッツの入り混じった息を吐きながら仕事をしていた。
 そこへ友人から携帯に連絡が入り、急遽、新宿タイムズスクエアで映画を見ることになった。
 作品は「ベルヴィル・ランデブー」というフランス映画。でもって、アニメ。公式ページはココ

 ちなみにこの映画、オタク大賞で唐沢俊一賞を獲得している。彼がこの映画を見たのは去年の八月だから、随分前のことになる。その事について書かれた日記はここ。8/10のところに書かれている。

 どんな映画かと問われると、ちょっと説明しづらい。普段私が見慣れていないアートアニメの範疇に入るらしいが、かといってコレを基準にしてアートアニメを見た気になるのも危険な気がする。特に後半はきっちりとエンターテイメントしてるのだが、純粋なエンターテイメントアニメとも言いづらい。
 友人が「説明するより見てもらうほうが早い」と私に誘いの電話をかけてきたのも、判る気がする。

 主人公は孫と二人暮しをしているお婆さん。話の前半は、どんな玩具にも興味を示さなかった孫が、死んだ両親の影響でか自転車にだけは興味を示し、やがてはツール・ド・フランスに出場するほどのレーサーになるまで。
 そして後半は、ツール・ド・フランスの最中にマフィアに誘拐された孫をお婆さんが探し出し、奪還するまでを描いている。

 台詞はほとんどなく、音楽がメインのような感じもする。そして主役のお婆さんと同じぐらい重要なのが、ベルヴィル・トリプレットという(ので合ってるかな?)女性三人組。この三人、まず冒頭のシーンで登場し、後半になってまた現れる。
 冒頭のシーンはモノクロテレビのショー番組の中で。まだ若い三姉妹が、フレッド・アステア等と出演している。
 後半ではその三姉妹、主人公と同じぐらいにお婆さんになっているが、まだまだ現役で巧みな技を見せてくれる。

 前半はゆったりとしていて、詩の朗読を聞かされている様な雰囲気がある。退屈と評している人もいるようだが、私は案外と楽しめた。
 後半、お婆さんがベルヴィル三姉妹と出会ってからは、話が一気に加速する。銃撃戦などもあり、何となくチキチキマシン猛レースを思い出す。

 キャラや背景のデフォルメっぷりが私にとって未体験ゾーンまっしぐらで、いかにも異文化に触れているんだな~、という感じがする。
 そして何度も繰り返されるベルヴィル・ランデブーという曲がすごく良い。エンディングで字幕による歌詞がでてその内容にまた驚かされる。

 この映画、多分DVDが出たら買ってしまいそうだ……。

| | トラックバック (0)

2005.02.02

一家に一組、MS igLoo

 2月1日からローソンで、Ms igLoo DVD予約が始まっている。これがまた大人の事情なのか、ローソンでしか買えない。
 光が丘周辺の地理に疎い私は近所にローソンがあるかどうかも把握していないため、女房に偵察を依頼した。なお偵察行動における最重要確認事項は、代金をいつ払うか、という点である。

 戻ってきた偵察隊(一人)の報告によれば、ローソンは今回の計画に相当の力を入れているようだ。店内におかれているロッピーのパンフレットの表紙が、思い切りザクである。この気合いの入ったザクを見るだけでも、参謀本部がこの計画にどれだけ力を入れているかが判ろうと言うものだ。

DSC00048

 さて懸案の代金であるが、予約時に支払うとの事だった。実はこの情報は、ネット上にあるロッピーのページにも書かれていた。やはり時代はインターネット、という事だろうか。

 しかし予約時の支払いとは、今回の作戦に関してはつらいところだ。発売は4月だから、それまでの間にならコツコツと小遣いを貯める事も可能と判断して、手元に金がなくても予約してしまうのだが。
 きっと私と同じ様な状況の人が他にもいるだろうから、このDVDの予約数は後半になってから伸びるのではないかと予想している。

 いずれによ今月の26日になったら、1巻2巻合わせて一万円ちょっとの代金を握りしめてローソンへ走れ! 国民!

| | トラックバック (0)

2005.01.16

オヤジの楽園

 Ms igLoo を上映しているシアターB-oneは、松戸駅前のバンダイミュージアム地下一階にある。実は昨日、劇場に入る前と映画を見終わってから、同行した友人の案内で、このバンダイミュージアムの中を散策したのだった。

 まずは有料のガンダムミュージアムに入る。ここは、ほぼ設定通りの大きさのガンダム(上半身のみ)がある事で有名だが、それ以外にも面白い物が見られる。

 たとえばジオンや連邦のスパイが入手したという、敵のモビルスーツ開発中の映像、なんてものがある。それっぽく見せる為に画像はちょっとだけノイズが乗せてあったりして、なかなか凝っている。一緒に行った友人は画面に雨が走っているのを見て「宇宙世紀にもなってフィルムで撮影してたのか?」と突っ込みを入れていた。

 これらの映像は、Ms igLoo にも登場する。劇中に登場する画面も雨が降っていたから、やはりフィルムで撮影したのだろう、きっと。

 この映像の中で最もお勧めなのが「反復横飛びをするガンダムBパーツ」である。
 まだ外装を取り付け終えていないBパーツが軽快に反復横飛びをするその様は、薄暗い画面と相まってホラーテイスト満載である。

 そんな画像を見ながら見おろす実物大Aパーツは、法律上は「建築物」なのだそうだ。その大きさから、建築基準法に則って作らなければいけないハメになったらしい。
 だから今後は、くれぐれもアレを「ガンダムの模型」と呼ばないようにご注意頂きたい。

 さて蘊蓄(ウンチク)物フロアを抜けると、そこはモデラーの天国である。あんなジオラマやこんなジオラマが、大人になってプラモデルぐらいは自由に買えてしまうようになった連中を、ほれほれどーだと出迎えてくれる。
 そんな中で、ヨーロッパの古い建物に突っ込んで倒れているザク、というジオラマを目にした友人が、しみじみと言った。
「みんなジオンが好きなんだなぁ。負けてるジオンが」
 そうなの?

 こうして物欲のツボに針を打たれたような状態で向かう先は、満代屋である。そこはまるで、カラカラに喉が渇いた物欲というイドの怪物に塩水を与えるような、極楽地獄と呼ぶべき場所であった。

 満代屋のフロアに足を踏み入れるとまず出迎えてくれるのが、子供の頃に欲しくて欲しくてしかたなかったオモチャ達である。超合金、ジャンボマシンダー、変身ベルト、etc……。
 そういえば子供の頃、近所に住んでたアンザイ君の家にはこれのほとんどがあったよな~、あそこは金持ちだって親が言ってたっけな~、と正気を失いつつ歩いていくと、いよいよ極楽地獄の中枢である。

 そこにたどり着いたとき、心の中で「買えよ、国民!」というギレンの声が聞こえてきた(嘘)。

 ここで売っている物を挙げていったらキリがない。現行の戦隊物アイテムやライダーのグッズ、プリキュア物、子供用パジャマ、etc……。

 そして大きなお友達のハートを鷲掴みする、超合金魂!
 記憶の片隅では確か15,000円近くしたものが7,000円で売ってる、安い!

 ……と、催眠商法に引っかかって鍋や布団を買ってしまった人と同じ様な状態になりかけていた。良く考えれば、鉛のオモチャに7,000円も出せるほど稼いじゃいないのである。
 これらの誘惑に打ち勝つことが出来たのは、その後で飲み会に参加する事が決まっていたから、という理由があったからである。せっかく買った物を、酔った勢いで電車の中に忘れてしまっては、泣いても泣ききれない。そう考えて心の手綱を引き絞ったのであった。
 もしその後の予定が入ってなかったら、果たしてどうなっていたことやら。

 そんな物欲ストームにさらされてヘトヘトになった心と身体を休めようと、中にあるレストラン、ガンダムカフェに入った。ここは先に書いた実物大Aパーツを眺めながら食事が出来るという、絶好のデートスポット(違)である。
 メニューの名前もガンダムテイスト満載で、友人はその中からモノアイというカクテル(?)を注文していた。
DSC00018
 真ん中にあるのは、杏か何かのシャーベットだそうである。これがまた、全然溶けない。シャーベットと言うより、氷玉である。長居をしたい方にはお勧めと言える。
 この氷玉をかじろうと友人が苦労していたのを見て、店員さんが皿とフォークを持ってきてくれた。きっと以前に同じメニューを頼んだ客が、このモノアイをかじろうとして床にころげ落とした事があるのに違いない。

 そんなこんなで MS igLoo 上映の前後、この「オヤジの楽園」を堪能したのだった。
 実際は二度に分けて行った散策をまとめて書いているのと記憶に頼って書いているためとで、フロアのつながりなどがむちゃくちゃな記述になっていると思うが、なにとぞご容赦いただきたい。こちらのページにフロアの案内図があるので、正確な情報はこちらでチェックされたい。

 何にせよ、バンダイミュージアムとガンダムミュージアム、ガンダム好きのガンダマーならとにかく行くべし。

| | トラックバック (1)

2005.01.15

Ms igLoo を見よ、国民!

 松戸のバンダイミュージアムへ行ってきた。友人のお誘いでフルCGアニメ「Ms igLoo」を見る事になったのである。
 これは完全デジタル作品で、スクリーンへはハードディスクから直接映しているらしい。そのため、上映できる映画館が限られてしまうだけではなく、作品に関わったスタッフでさえ大画面で見るには松戸に赴くしかないという、なんだかとんでもない作品なのである。

 正直言って、自分はこの作品をなめてかかっていた。話の内容も良く知らなかったし、作品のセールスポイントはフルCGだけだと思いこんでいた。

 バカだった。

 この作品、話の内容がメチャメチャ良い。
 一年戦争当時のジオン軍で新型兵器のテストに従事する、軍人とは微妙に立場が異なる人たち。輸送船の船長、大学を出たばかりの技術者、そういった人々が、国家総動員法によって徴用されていた時代。
 そして戦場では、時代遅れの大砲屋が、戦車乗りが、己の全てを時代遅れの武器に託して戦う。

 そう、これは熱いオヤジ達の物語なのである。

 私の認識違いは、それだけにとどまらなかった。
 たとえばボールがそうである。

 某ゲームのCMでは接待バトルなどと呼ばれ、あるいは劇中でザクに蹴飛ばされ、ガンダムファンの中でもほとんど戦力外通知状態のあのボールを、我々は正しく認識していなかったのではないだろうか。
 あれは立派な、戦う機械・兵器なのである。宇宙空間における機動性は、場合によっては人型モビルスーツを上回る。言われてみれば当たり前の事だが、ついついその容姿から、侮った見方をしていたのは否定できない。
 ボールの餌食にされるザク、などというものを、私は今まで想像した事もなかった。
 そう、ボールは強いのである。
 ザクをいたぶるボールを、見てみたいとは思わないか?

 この作品がお勧めである事を示す一つの事実を記そう。
 この日、15時から一話と二話を、16時半から三話を上映していた。チケットは全席自由の総入れ替え制で、第二話を見終わったら一度劇場を出なければならない。
 15時ちょっとまえに劇場に入ると、最前列と二列目はガラガラ。居合わせた観客も、「とりあえず来てみました」的なテイスト満載で、実にダランとしている。そんな中、一緒に行った友人の勧めで二列目中央に陣取った。
 さて第一話が終わって何気なく周りを見ると、みんな自分の膝に両手をついて前のめりになっている。そう、みんなマジになってるのである。
 そしていったんロビーに出た観客達は、そこにある売店で今見たばかりの物語に登場するグッズを買いあさり、第三話に向けて劇場の扉が開かれると我先にと中へ流れ込んでいくのであった。そう、みんな激しく期待してるのである。

 現在公開されているのは三話までだが、どうやら今年あと三話、つまり第六話まで作られる予定らしい。
 ローソンでDVDも売り出されるようだが、その前にまず松戸へ、集え国民!

| | トラックバック (1)

2005.01.11

Mr.インクレディブル

 そろそろ上映が終わりそうだということなので、以前から見たかったMr.インクレディブルを見た。例によって、ユナイテッドシネマとしまえんのレイトショーで1,200円である。

 ストーリーの構造は、スパイキッズやサンダーバードと同じ。もっとさかのぼれば、シュワルツネッガーのトゥルーライズと同じ、と言って良いだろう。ここらへん、彼らは「フォーマット」というものを非常に大事にするようだ。

 もちろんフォーマットはあくまでも器であり、そこに何を盛り付けるかは監督や脚本家次第。サンダーバードでは「少年が青年になる話」を盛り付けていたし、トゥルーライズでのそれは「家族の絆の再生」ではないかと思う。

 で、Mr.インクレディブルも「家族の絆」がテーマであるかのように言われてるっぽいんだが、どうも見た感触では違う気がする。これは大人キャラに関しては「喪失と再獲得の物語」であり、子供キャラについては「そこにあるのに見えなかったものに気づく物語」だったのではないだろうか。

 スーパーヒーローという立場、言い換えれば自己の存在理由そのものを奪われた大人たち。その状況に納得できないものもいれば、過去は忘れ去って現状に馴染もうとする者もいる。
 ストーリーの中で彼らは好き好んで、あるは巻き込まれて、かつての姿である「ヒーローという自分」を取り戻してゆく。そして周囲もまた、自分たちが自らの手で奪い取ってしまった「我らがヒーロー」をもう一度手に入れる。

 他と異なるがゆえに、それを封印することを強要される子供たち。「みんなと同じ」である事を絶えず求められ、それはすなわち「みんなとは違う自分」というものを否が応でも認識させられ、自ら異端という殻を被る。
 だが彼らがその力を求められ、自分自身の極限を測るかのように力を発揮するとき、自ら作り上げた異端という殻は打ち破られる。そこにあるのは、どうあろうと自分は自分であるという、自信。

 そんなことをつらつらと考えたりする数え年41歳のオッサンなのであった。

 もちろん、エンターテイメントとしても凄く良く出来ていると思う。ダッシュが初めて自分の力を本気で解放するシーンは鳥肌が立つほどだったし、インクレディブル婦人の特殊能力はヒューヒュー・ポーポーを思い出させる。しかも、どんな姿になっても(時には不気味に見えるほどの場合もあったというのに)、元に戻れば猛烈に色っぽい。私はこれほどセクシーなアニメキャラを見た事がない。
 それに比べるとMr.インクレディブルなんて、タダの丈夫な馬鹿力男。まぁ、打たれ強いというのはヒーローの必須条件だけどね。

| | トラックバック (0)

2005.01.09

古き良きケロロ

 ケロロ軍曹で、キャラによる新年の挨拶を見た。そういえば昔の子供向け番組では、けっこうこれをやっていたように思う。確か仮面ライダーでも、死神博士が新年を言祝いで乾杯の挨拶をした事があったはず。

 こういったTV番組内での風習って廃れたよな~、なんて話をしていたら、今度はエンディングが絵描き歌になっていたのに驚かされる。これまた最近の子供番組では見かけなくなった風習の一つだ。

 そういえばケロロ軍曹って去年の夏は、エンディングが音頭になっていた。
 この番組はその存在そのものが、昔のTV番組に対するオマージュなのかも知れない。

| | トラックバック (0)

2004.12.29

ハウルの動く城

 世間では、何をやりたいのか良く分からない病が酷くなった、とか言われているらしい。
 すでにこれを見た友人も、私がこれを見るつもりだと言ったら「ん~」と首をひねっていた。要するに、お勧めできないという事らしい。
 だが、実際に見てみると悪くはない、というか、いつもの宮崎アニメじゃないか、という感じだった。

 結局のところ、面白いかどうかは自分で見てみないと分からない、という事だ。
 それはもう、イノセンスの時に実感した。

 で、ここから先はネタバレ注意報発令である。

続きを読む "ハウルの動く城"

| | トラックバック (0)

2004.12.22

オタクの女房から、オタクへ

 女房が携帯を機種変したV601Tというモデル。オレンジのボディが目に鮮やかだ。
 選択のポイントは、着メロ着歌重視ということだった。

 私にひとしきり新機種のお披露目をした後、早速有料コンテンツから着メロをダウンロードしている。
 中学・高校と中島みゆきのファンだった彼女がダウンロードした着メロは、ケロロ軍曹のテーマだった。

 こうして彼女は、オタクの女房からスタンドアロンのオタクへと、進化していったのだった。

 そんな彼女の最近のお気に入りテレビ番組は、スカパーでやってる「げんしけん」だったりする。

| | トラックバック (0)

2004.12.19

やっぱメカだろ、メカ

 諸般の事情により、昨日録画しておいたケロロ軍曹を当日のうちに見ることが出来なかった。しかも昨日は秘密結社の飲み会。当然ながらケロロ率は高い。飲み会の最中、そのネタを振ってくる人が出てくる度に「ネタバレ禁止~!」と叫ばなければならなかった。
 それでも完全な情報遮断は難しかったが、どうにか絵コンテがカトキハジメである、という情報のみにとどめたのだった。

 そして今日やっと見たわけだが、イヤハヤそういう事でしたか。
 作中に登場したハイパー夏美って、ありゃテムジンとフェイのハイブリッドかなー。オレンジのラインがいかにもテムジンテイストあふれていて、一時期バーチャロンに凝ってた自分としては、何だか懐かしい感じがした。

 Aパートを見てて「このデザイン、一回で捨てちゃうのはもったいないよな~」と思っていたら、ちゃんとBパートにも出てくるし。ってゆーか、ハイパー夏美としてはこっちのほうがメインだし。

 というわけでメカ好きの私としては、大変に堪能させていただいた回であった。

 それにしてもギロロが乗ってた重装甲機兵って、あのスケールでありながら指先で焼き芋がつまめるって、凄い精度の高さだ。次はぜひとも、生卵に挑戦していただきたいものである。

| | トラックバック (0)

2004.12.16

扉絵の向こうへ

 今日もまだ風邪が治りきってない。
 仕方がないので一日休むことにした。

 風邪を引いて布団の中にこもっていなければならない時といえば、やることは一つ。マンガの一気読みである。
 今回は、鋼の錬金術師を選んだ。
 女房がPCの前でウンウンうなりながら仕事をしているのを横目に、全9巻わしづかみにして寝室へ引っ込む。

 なお、ココから先、微妙なネタバレがあるので要注意。もっとも、知っている人から見れば「なんだそんな事か」と笑われるだろうが。

 この漫画、本編が面白いのもあるが、コミックス特有のオマケ漫画がまた楽しい。一発芸的な一コマ漫画もあれば、実は微妙に連作になっている四コマもある。
 それと、カバーを外したときに表紙と裏表紙に書かれているオマケがまた、みょ~に面白いのだ。初めて読んだときにはカバーの下にまで仕掛けがあるとは気づかなかったが、これを知ってからは毎回、本編を読み終わってからカバーをめくってそちらも目を通すようにしている。

 ところが、今日あらためて読むまでまだ気づいてなかったものがあったことを知らされた。背表紙である。
 カバーの背表紙はこんな風にカッコイイのだが。

04-12-16_01

 カバーを外すと、その巻で死んだ人の昇天一コマ漫画が描かれているのだった。

04-12-16_02

 これに気づいてなかったのって、私だけ……?

| | トラックバック (0)

2004.12.03

アニメ特撮ダイエット

 昨日ブログを更新してから、ウルトラセブン7巻「超兵器R1号」を見た。昨日引用した台詞が出てたけど、俺ってば思い切り間違ってたよ……orz

 で、昨日の続きである。
 録画コンテンツばかりが増えて見る時間が全然ない、という事情を改善するために、以前はそれらのコンテンツを携帯電話用に変換して電車で見る、という作戦に出た。しかし今はもう、この作戦は実行していない。その理由はいろいろとあって……。


  • 普段の生活が寝不足のため、電車に乗っていると眠くなる。
  • 動画の変換に、実再生時間の二倍ぐらいかかる。
  • 一時間程度の動画を変換すると、後半になって音と映像がずれてくる。

 最後に挙げた現象はたぶん、ソフトのパラメータを正しく設定すれば良いだけのことだろうと思う。だが変換に時間がかかるため、試行錯誤の上でパラメータ設定の適正値を探り当てる根性と暇がない。

 通勤時間が使えないとなると、あとは家にいる時間を有効に使うしかない。
 そこで考えたのが、録ったものを見ながらダイエット用のステッパーを踏めば一石二鳥ではないか、という事だった。
 テレビのあるリビングだとコタツがテレビの前に設置されているので、ステッパーを出すたびにコタツをどかす必要がある。面倒な手続きが増えると、継続に支障をきたすのは目に見えている。
 そこで書斎でPCを使って再生する事にした。幸いレコーダーとPCの両方でDVD-RAMが使えるので、コンテンツの移動に不自由はしない。

 そしてこれが、最近になって購入した「リズミカルステッパー」である。購入したのは、楽天でみつけたネットショップのアイカというところ。

04-12-03_01.jpg

 このステッパーは、最近流行のステップが左右に動くタイプである。ちなみにステッパーの下には、今は使われなくなったダンスダンスレボリューションのマナークッションを敷いてある。
 このステッパーを買う前はオイルダンパーみたいなものがステップを支えているタイプのものを使っていたのだが、先月の初めに左右のステップを結んでいるワイヤーの留め金が壊れて使えなくなってしまった。そこで、せっかくだから最近流行のタイプを買おうという事になったのだった。

 ちなみにこれが裏側。上が右足側を踏み下ろしたところで、下が左足側を踏み下ろした状態のもの。

04-12-03_02.jpg 04-12-03_03.jpg

 真ん中の金属ホイールと、それにまきついたベルトとの摩擦が抵抗となる。抵抗を増やすには、このベルトをギュッと引っ張ることで摩擦を増やす方式らしい。中心部の支柱に隠れてよく見えないが、ベルトを引っ張っているパンタグラフのようなものが、ベルトを強力に画面下側に引っ張ることで大きな抵抗を生んでいるのである。

04-12-03_03.jpg

 このステッパーをこうしてPCの前におき、三十分番組を二本見る間ずっと踏み続けている。聞くところによると有酸素運動を開始して二十分が経過すると、内臓脂肪が使われ始めるらしい。三十分番組をCM抜きでみると二本で五十分程度あるから、この方法なら約三十分ほど内臓脂肪が使われる事になる(はずだ)。
 これがオタクの必殺技、アニメ特撮ダイエットである!

 急激なダイエットは身体に毒なので、一ヶ月に二キロ減が当面の目標である。それでも半年で十二キロだから、予定通りなら来年の夏にはスリムでナイスバディな俺様になっているはずである。てゆーか、なってるといいなぁ……。

 ちなみに昨日キッズステーションを見てたら「天空のエスカフローネ」が来週から始まる事が判ってしまい、おかげで週間録画予約が一つ増えたのだった。

| | トラックバック (0)

2004.12.02

モロボシダンは正しかった

 今週は仕事が忙しくて、プライベートのノルマが全然消化できなかった。ここで言うノルマとは、アニメ・特撮等を見ることである。
 わが家のHDDレコーダーは、以下の番組を毎週録画している。


  • ウルトラマンネクサス
  • 幻星神ジャスティライザー
  • ケロロ軍曹
  • ガンダムSEED
  • アド街ック天国
  • エンタの神様
  • 鈴木タイムラー
  • JALスーパー早碁
  • 特捜戦隊デカレンジャー
  • 仮面ライダー剣
  • NHK囲碁講座
  • 相棒
  • 十二国記
  • ジパング
  • 八雲樹
  • タモリ倶楽部
  • げんしけん

 これらに加えて、録画したが未だに見ていないものがいくつかある。

  • 昭和歌謡大全集
  • ゴジラ対メカゴジラ
  • BSマンガ夜話

 で、話はこれで終わらない。買ったり借りたりしたDVDがこの待ち行列に加わるのである。

  • ウルトラセブン 七巻
  • 新ゲッターロボ 五巻
  • 帰ってきたウルトラマン 四巻

 そしてこれらを見ながら、今週のモーニングやガンダムエースの今月号、SFマガジンにも目を通さなければならない。

 今週こなせたのは、レギュラーではケロロ軍曹、デカレンジャー、ライダーのみである。あとはピンポイント物としてツインズとキンダガートンコップを見ている。アド街は見るのを諦めた。
 雑誌類はSFマガジンが半分程度。これは月刊誌だから、今の時点で半分まで読めたのは良いペースと言えるだろう。

 これだけの未消化分があるというのに、もう次の週末が迫っている。今夜のジパングから日曜昼のNHK囲碁講座まで、またどどっと録画されるのである。

 HDDレコーダーのある生活とは、血反吐を吐きながらも走り続けて立ち止まることを許されない、地獄のマラソンの様なものなのだ。

| | トラックバック (0)

2004.09.27

デギン・ザビの苦悩

 今月のガンダムエース、表紙はこれである。

P92712650001.jpg
 これを見てふと思った。もしこいつら全員、自分の子供だとしたら……。  かなりキッツイ人生のような気がする。

 『ギレンは何考えてんだかさっぱり判らないし、ドズルのおかげで学校からしょっちゅう保護者呼び出しを食らうし。キシリアなんて俺のパンツと自分の下着が一緒に洗濯機に入ってたら、すげー勢いで怒り出すし。
 こうなるともう、末っ子のガルマの成長だけが楽しみになっちゃうよな~。甘やかしすぎだってゆーけどさー。お前ら全然、親の「甘やかし欲」ってもんを満足させてくれねーんだもんなー。』

 やはりデギン・ザビは、ある意味で偉大な人物だったのかも知れない。何しろ、この三人の親でいられたのだから。

| | トラックバック (0)

2004.09.26

行くぜ ゲッター3!

 昨日は女房と息子がお泊りだったので、家に帰ってからすぐに「ゲッター祭り」を開くことにした。今ゲッターと言えば、これはもう「新ゲッターロボ」である。今までにも「真! ゲッターロボ」と「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」がリリースされていたが、今回のゲッターは三人のパイロットの凶悪ぶりがダントツで、実に良いのである。その凶悪さがジャケットにも出ていて、ヒジョーに良い。

PICT16970001.jpg

 ところがこの凶悪ぶりが家族に非常に不評なのだった。特に隼人が登場する回が、評判悪い。

 新ゲッターロボの一巻と石川賢のコミック版ゲッターロボを見ている人なら判ると思うが、今回のゲッターは竜馬と隼人の登場が非常に石川版ゲッターに似ている。という事は、隼人はテロリストで、しかも仲間(とは思ってないようだが)の目だの耳だのをザクザクと素手で千切っちゃうシーンなんかもあるのだった。
 自分としては別に暴力礼賛の傾向があるとは思わないのだけど、やっぱりゲッターで隼人の登場となると、このシーンを見て「おぉ!」とか思ってしまうところがある。ん~、やっぱりこれって、暴力礼賛?

 なにはともあれ今月になってリリースされた三巻で、待ちに待ったゲッター3の登場である。真ゲッターでも、ゲッター3はかっこよかった。特に一話に登場する3は、インベーダーをギュウギュウと締め付けるシーンがたまらない。そして大雪山おろし。やっぱゲッターは3だよなー、なんて思っているところにやっと新ゲッターで3の登場なのだから、これは期待しないわけがない。

 新ゲッターは、TV版やコミックで知られている初代ゲッターが「プロトタイプ」として扱われている。なので、竜馬や隼人が操るゲッターはデザインが変更になっている。それどころか、武蔵は自分自身が弁慶と合体して武蔵坊弁慶になっている(ここんとこ誤解を生みそうだけど、あえてそう言わせてもらう)。
 そんなデザイン変更の中でも、ゲッター3のデザインは最も変更が大きいと言えるだろう。特に下半身は、真ゲッター3のデザインを取り入れてあるようだ。正直言って、初代ゲッター3のファンとしてはこのデザインを見たときには、不満を覚えた。キャタピラがあれば良いってもんじゃなかろう、と。

 だが本編を見てその活躍を目にすると、そんな不満も吹っ飛んでしまった。
 良い。すげー良い。今回の武蔵は坊さんなためか、技の一つ一つが仏教用語になっている。多分、本当に仏教に詳しい人が見たら文句山盛りだろうけど、パンピーな俺様としては全然オッケー。
 そして、技が多彩なのも良い。「一蓮托生」はどう見てもゲッターポセイドンのフィンガーネットだけど、でも良い。「折伏」は真ゲッター3のミサイルストームもどきだけど、でもオッケー。
 もう俺様のことは、ゲッター3信者と呼んでくれたまえ。

 しかし今回、一話から六話までの一気見をしたけど、特典映像も込みで見たせいもあって三時間かかってしまった。今後も毎月リリースされるたびにこの祭りをするとなると、時間を確保するのが大変かもしれない。最後は全部で十三話になるらしいから、全部で七時間近くか。
 まあ、祭りなんてそんなもんだろう。とりあえず、ゲッターだから良いことにしよう。

 ところで、こんなに熱くゲッターを語っている自分が、実はリアルタイムでTV版ゲッターを見た記憶が全くない、という事は秘密である。

| | トラックバック (0)

2004.09.25

携帯で動画三昧

 今日は久しぶりの囲碁教室である。ここのところ、アレコレと都合や体調が悪くて出席してなかったから、本当に久しぶりという気がする。でも対局表を見たら、実際は二回休んだだけだった。

 ここのところず~っと負け通しだったし碁を打つ事自体が久しぶりという事もあって、行くのはちょっと気が重かった。やっぱり対局で負けると、その週末は気分が沈むから。
 それでも今日は、根性を振り絞って棋院に向かった。今日を逃すとまた来月の第四土曜日まで対局できないのもあるが、今日は教室の友人たちに見せたいものがあったからだ。
 それがこれ。

PICT16960002.jpg

 携帯の機種変をしたのは先日お伝えした。実はこのV602SHはPCで作った動画が見られるという事を知ってアレコレと情報を漁り、ついにHDD+DVDレコーダーで録画したファイルをV602SH用の3GPファイルに変換することに成功したのだった。実際の作り方については、2ちゃんねる携帯・PHS板にある動画スレを参考にして欲しい。

 教室に入ってすぐにこの動画を友人たちに見せたところ、ヒジョーに受けた。そりゃそうだ、よりによってヒカルの碁だもの。受けないわけがない。
 皆の感嘆・賞賛の声を聞くだけで今日は、腹痛をこらえて出かけた甲斐があったというもの。ただ「だからここ最近、来なかったんだね~」と変な納得をしていた人がいたのは困ったけど。

 実のところこの602SHを買った直後に、TVが見られる402SHがもっと安く機種変できると知って、かなりへこんでいた。でも良く考えれば自分は地下鉄通勤だから、TVを見る機会はほとんどない。そして今こうしてHDD+DVDレコーダーで録画したファイルを手軽に持ち出せるとなれば、もう地下鉄は私の極楽AVルームである(変な意味ではないので念のため)。

 というわけで今、録画はしたけど見ていないファイルを片っ端から変換している最中である。まずは初代仮面ライダー、巷説百物語、あとは毎週録画で週末までに見られなかったものなど。
 一時はスカパーの番組を片っ端から録画しても見る暇がなく、これじゃ録画した番組の時間より余生のほうが短いと心配をしていたものだったが、これでどうやらその問題は解決しそうである。

| | トラックバック (0)

2004.09.09

オリジナル

 今週のモーニング。表紙は新連載の池上遼一。

040909_1307.jpg

 でもどうしても、クロマティ高校の人に思えてしまう。載ってる作品も真面目なんだけど、つい口元が緩んでしまう。
 これって私だけ?

|

2004.09.07

シェー!

 「命!」をやらせた以上は、これもやらないとね。


04-09-07_18-36.jpg

 どちらかというと、命の方が難しかった。もちろんこれも、両面テープなど使わず自力で立っている。

|

2004.09.06

命!

 さすがは海洋堂、タイムスリップグリコの黒牛はここまでやれる。

040906_1316.jpg

 ちなみにコレ、足の裏に両面テープなど貼らないでもちゃんと自立しているのも凄い。

|

2004.09.05

地獄のマラソン

 先週の日曜日は当番で出勤だったので、今日は久しぶりのノンビリできる日曜日、になるはずだった。しかし先週レコーダーのHDD整理が出来なかったため、今日は二週間分の番組整理をするハメになった。これがナカナカにハードな作業で、とてもじゃないがノンビリという雰囲気とは程遠い状態であった。

 作業は大まかに言って二通りに分かれる。
 一つは「見たら捨てる」で、もう一つは「CMカット等の編集をして DVD-RAM にコピーする」である。
 朝の十時(とても「朝」と呼べる時刻ではないが)に起きだして、まずは「見たら捨て」の作業に取り掛かる。


・仮面ライダー剣(ブレイド)
 (先週はお休み)
 「53番目の存在」

・特捜戦隊デカレンジャー
 「アリエナイザー・リターンズ」
 「ミラー・リベンジャー」

・美少女戦士セーラームーン
 「第46回」
 「第47回」

・超星神グランセイザー
 「滅亡の序曲」
 「龍の記憶、天の意思」

・JALスーパー早碁
 「依田名人 VS 山下九段 後半戦」
 「加藤九段 VS 趙治勲 前半戦」

・NHK囲碁講座
 「小目の定石」
 「最低限の生き」

 これらを見終わった後、今度は RAM への整理である。

・鋼の錬金術師
 第45話「心を劣化させるもの」
 第46話「人体練成」
 第47話「ホムンクルス封印」

・鉄人28号
 「PX団の陰謀」
 「暴走の果てに……」

・ウルトラQ
 「夜霧よ、今夜も……」
 「カネゴンヌの光る径(みち)」

・東京オリンピック(映画)


 これらの作業が終わって時計を見ると、もう19時を回っている。何だかんだでほぼ九時間、この作業に費やしたことになる。しかもこれらのうち、鉄人28号とウルトラQと東京オリンピックに関しては、まだ見てないのである。
 HDD+DVDレコーダーを購入してからの人生はまさに、血を吐きながら走り続ける地獄のマラソンなのであった。

04-09-05_17-15.jpg

 ちなみにコレは、録画を見ながらつまんでいた「サクサクおつまみニンニク」である。コンビニで見つけたものはこれの三分の一以下の量で160円だったが、これはタップリ入って280円。まさにお買い得である。
 ただこれだけ食うと、明日の私は「人間凶器」の状態になる事は明白である。迂闊に近寄らないことをお勧めする。

|

2004.09.02

本日の収穫

 どちらも、友人がくれたもの。画質が悪くて判りづらいが、仮面ライダーブラックRXとハクション大魔王。ちなみに大魔王はおそらく、新しい方のバージョン。

040902_0810.jpg

 職場の机の上は、こういったグッズであふれかえっている。100円ショップで買った四つのディスプレイケースは、既に満杯。そろそろ、部長の目が怖い……。