2005.02.21

変な夢 二題

 一つ目。
 舞台のモデルは茅ヶ崎に住んでた頃の家。時代設定は今なのだが、親と同居してる独身状態らしい。
 くのいち忍法帳のDVD-BOXを買ったは良いが親の目があるので見られない、という事で悩んでいる。何か良い方法はないだろうかと考えつつ、PCを分解したり組み立てたりしている。
 で、グルッと周囲を見回すと、玄関と台所の間に今まで自分の知らなかった部屋を発見する。ここなら襖を閉めれば独立した空間になるから、親に知られずにくのいち忍法帳のDVDが見られると嬉しくなる。そう思った時にはもうその部屋に自分の机とPCがセットされている。
 さぁ見よう、と思ったところで母が雑巾を持って部屋に入ってきて、この夢が終了。

 二つ目。
 外国のドラマを見ている。男三人、女三人が素っ裸で食事をしている。ちなみに男は全員、頭頂部の毛根に不自由なスダレ頭。
 スパみたいなところで、浅い湯船につかりながらいかにもまずそうな外国の食い物を食べているのだが、そのうち男の方の一人が全員に湯船に沈められて殺される。
 これぐらいから、自分もその画面の中に入り込んでいる。
 湯船だった場所はいつのまにか海になっていて、浮き袋兼用のドリンクホルダーに掴まりつつ、バタ足で海岸にたどり着く。
 海から上がるとそこは大学で、裏門に面した庭で講義が始まろうとしている。後ろのほうの席に着こうと思って空いてる場所を探しながら周囲を見回すと、フェンスの向こうに本屋を発見する。
 「あぁ、この大学に受かっていたら、あの本屋の思い出なんかもいっぱいできちゃうんだろうな」と考える。
 その本屋に入り、店内に飾ってある人間サイズのガンダムフィギュアヘッドを見て「アレはZ、こっちはソードインパルスかな。何だ、エルガイムが混じってるよ」などと思っている。
 すると突然店内でライブが始まる。舞台はいつの間にか、川崎にある「ぴあにしも」というライブハウスがモデルになっていて、高校生ぐらいの男の子が自作の歌を歌っている。
 あぁ懐かしいねぇなどと思いつつ聞いていると、黒人のギタリストがオベーションのギターにそっくりなヤマハ製のギターを持って話しかけてくる。どうやら自分も学生時代はそこでライブをやっていたという設定らしい。
 ギタリストについで今度は店のマスターまでやってきて、またライブをやれよと勧められる。いや自分はバンドのリードギターというポジションだったからソロはやらない、と断るのだが、別にギターだけのライブでも良いじゃないか、と熱心に勧められる。
 そこへ、トリビアの泉で司会をやっている八嶋氏がやってきて、私に電話だよと言う。それをきっかけにマスターとギタリストに断りを入れて立ち上がったところで目が覚めた。

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2005.02.18

闇から呼ぶ声

 今朝、いつも通りクリエにぶち込んだMP3を聞きながら団地の階段を下りてたときのこと。
 曲はレベッカのフレンズ。一番が終わるその時……。

 左側から、女のうめく声が聞こえてきた。

 その昔、岩崎宏美の「万華鏡」という曲に霊の声が入ってるという噂があったが、まさかフレンズにもそんなのがあるとは知らなかった。
 薄暗い団地の階段。思い込みだとは分かっているが、もう背中にはビッタリと邪悪な気配が張り付いていて、怖くて後ろを振り返ることなんか絶対に出来ない。 そんな事があるはずはないのだが、リュックと背中の隙間に何かがいる気がする。
 私は、軽いパニック状態になった。

 その後、駅のホームでもう一度確認してみた。確かに一番の終わりにだけ、左側チャンネルに女の声で、うめき声のようなものが入っていた。
 声は間違いなくノッコの声である。だから別に幽霊の声なんかではなく、そう録音したんだということは、理屈では判る。
 判るんだが、あのショックが心の奥底から拭いきれない。

 もう怖くて、フレンズを一人で聞けない身体になってしまった。好きな曲だったのに……。

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2005.02.17

地震たっぷり

 昨日の地震は、ちょっとマジで焦った。案外揺れが大きかったし、揺れてる時間も長かったし。思わず隣に寝てた女房をパシパシとたたき起こしてしまった。
 しかし亭主の慌てぶりに比べると、女房は落ち着いたものである。これが白川夜船というやつか。それにしても船、大きすぎである。

 時計を見たら四時五十分ちょい前で、「あ~、あと30分で起きなきゃいかんのか~」と思いながら横になったら、いつのまにか六時を過ぎている。どうやた目覚ましの攻撃をかわし、爆睡してしまったようだ。
 それにしても地震で起きて目覚ましで起きないというのは、我ながらいかがなものかと思う。

 ちなみに目が覚める直前に見てた夢は、必殺に出てくるなんでも屋のかよ(鮎川いずみ)と鶴瓶がもめてるのを仲裁したら、そのままかよちゃんと暮らし始めることになるという何だか良く判らないものだった。
 夢は内臓からのメッセージという説に従うとこの夢は、私の内臓が鮎川いずみを欲している、という事か。ちょっと微妙な気持ちである。

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2005.02.04

アンバランス・ゾーン

 仕事が終わって携帯から帰るコールをしたら、なぜか変なオッサンの声がする。
「あ、木下ぁ?」
 なんで自宅の電話にかけて、オッサンから他人の名前で呼ばれなきゃならんのだ?
「え? いやその……、どなたですか?
 切れた……。

 気を取り直して、もう一度。なお携帯からは発信履歴かメモリダイヤルからかけてるので、番号の入力間違いという事はありえない。

「は~い、もしもしぃ~?」

 出たのは、若い女性である。わが家に女性はただ一人、それも、こんなに若くない。なにげに癒し系な声だしもう少し聞いていたい気もするが、そういうわけにもいかない。
 念のためにそこが私の家かどうか尋ねたが、もちろん違うと言われてしまう。

 何だかこちらも意地になってきて、もう一度チャレンジする。怖いオッサン、癒し系オネーサンと来て、次はお婆さんでも出るか来るなら来いと思っていたら話中……。もはや完全に、電話交換機に弄ばれている。

 さすがに話中では仕方がないので、女房の携帯にかける事にした。最初からそうしていれば良かったのだ。
 無事に電話に出た女房に「今うちの電話って話中?」と尋ねると「全然」という答えが返ってきた。そこで今の体験を話したところ、ついさっき変な電話がかかってきたばかりだという。
「電話に出たらいきなり『どなたですか?』って聞かれちゃった」
 電話をかけておいて「どなたですか?」もないもんだが、その人が私と同じ状況にいたのだとすれば理解できる。その人もきっと、自宅にかけたつもりなのに他人の声が出たので驚いたのだろう。

 正直言って一瞬、ウルトラQの世界に足を踏み入れてしまったような気がしたのだった。

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2004.05.19

職場のミラージュ

 朝、職場の机の上に「体調不良のため一日休」という紙が置いてあった。実は昨日、身も心もボロボロだったのでお休みしたのだった。昨日の朝その電話を受けたNT君がそれを書いて置いといてくれたのである。

 その紙を見てつい目が行ってしまったのが、右下に書かれた「受:NT」という署名。

 「受け」だったんですか……?>NT君
 どちらかと言うと、攻めだとばかり思ってましたが……。

 そんな邪念が脳裏を駆け巡る。あぁ、いけない。ここは神聖なる職場。なのになのに……。

 朝から、バカ言ってる場合じゃない。
 でも世の中にはそんな世界もあると、知ってしまった四十路の春。ひょっとして、腐女子のページの読みすぎか?

 念のために。
 私はノンケである。

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2004.05.06

大学入試に付き添う夢

 モデルは多分、中学ん時の上級生MUR君。東大らしい大学の入試会場に行き、受験生ではなく単に付き添いだと伝える。係員が、午後二時半までで五千五百円と言う。ついでに参考として、京王プラザホテルの料金というのを提示される。
 では念のためと、ロビーの公衆電話から京王プラザに電話しようと、電話帳で番号を調べ始める。しかしその電話帳、途中から凹凸の着いた地図に変化していく。隣の電話を使おうとしていた女の子がこっちを覗き込んできたのをきっかけに、話がはずむ。
 いつのまにかその女の子と二人で、小さな祠を掃除している。そして「明日からお盆だから」と、祭壇に様々な物を並べようとしたあたりで目が覚める。
 神仏がごっちゃになってるあたりが、いかにも夢。

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2004.04.28

夢で逢うのは止めましょう

 会社のメンバーが夢の中に出てきた。

 覚えてる夢は二つ。そのどちらにも会社の人が登場している。
 始めに見たのは、何人かでアメリカに行くので空港に集合するというもの。エスカレーターに乗った時、部長が「ちゃんとチケット持ってる?」と聞いてきた。チケットは上着のポケットに入っていた。
 覚えているのは、ここまで。

 次は、女房と二人でやってる居酒屋に、会社のメンバーが飲みに来ていたというもの。店は雑居ビルの二階で、細い階段を上がって右手にあるドアを開けるとすぐにレジがあってその奥は襖の向こうに和室。
 その和室で、なぜか会社を辞めちゃった人を含む四人ぐらいが鍋をつついている。俺はその部屋で、着替えている。何か話しかけようとするが、きっかけが掴めない。デザートのアイスクリームをおまけにつけようかと思うが、相手は男だからアイスクリームなんて喜ばないかもと思ったり、かといって高い物をオマケにすると女房に怒られるかもと悩んだりしている。
 夢の中でまで女房に怯えている俺様が、なんとも情けない。

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